自分の幸福論

今日は幸福について少し自分なりに話していこうと思います。

三木清さんの「人生論ノート」に「成功は過程であり、幸福は存在である」といったことが書いてある。

幸福は今あるもので、幸福は求めるものではない。

といったもの。幸福は外にあるものではなくて、自分の内にあるもの。

 

物欲なんてものもそう。あれを手に入れれば自分は幸せになれると信じて、多額のお金をつぎ込んでみて実際に手に入ったとしても、その買った瞬間は幸福感に包まれるけど、その幸福感は長続きしない。

少し時間が経てばまた物欲が生まれて買わないといけないという衝動に駆られる。そんな繰り返しのような気がします。

幸せを求めれば求めるほど、人は不幸になっていくってのは間違っていないかもしれない。

 

三木清さんもいっているように幸福は存在なのだ。

幸福は今あるもの。気づいているか気づいていないかの話。

幸福に「なる」のではなくて、幸福で「ある」ということ。

なに不自由なくご飯が食べれるといこと。

働くことができる場所があるということ。

暖かいお風呂に入れること。

雨を凌げる住まいがあるということ。

健康で入れること。

あげたらキリがないぐらいに幸せであることに気づかされる。

幸せであることに気づくことで、人は幸せになれるのかもしれない。

 

ついついこの考えは日常の中に溶け込んでいって忘れてしまいがちですが

こういう考えを持っていたら、この先、なにが起ころうと起こらまいが

今生きていることが幸せなる、それが全てだと思うようになる。

 

今自分が幸せという実感するためにも、夜寝る前に感謝ノートを書くといった習慣を始めようと思います。